4月4日 一般車両搭載型トンネル点検システム説明会を実施しました。
弊社施工の「一般国道38号 浦幌町 上厚内トンネル補修工事」の現場は、トンネルの断面が小さく査路もないため、従来の大型車両を使用した調査が難しいことから、㈱RICOH様と業務提携し、道内で初めて一般車両搭載型トンネル点検システムを導入しました。
このシステムは小型の撮影装置を一般自動車に搭載し、わずかな調整のみでトンネル壁面を走行撮影することが可能です。それによって本来発生するはずの交通規制をおこなわずに調査をすることができました。
また、撮影した画像をAI解析することでトンネルのひび割れを自動抽出し、変状図作成の業務を大幅に効率化することが可能です。そのため、従来よりもトンネルでの計測期間が10日間から2日間と短縮でき、生産性や安全性の向上につながります。
説明会当日は、東京より㈱RICOH様の社会インフラ事業センター 事業開拓室 渡辺 真史 様らにお越し頂き、浦幌町内の上厚内会館にて説明会を実施し、上厚内トンネルにてトンネルモニタリング計測の実演をおこないました。
また、この日は新たに取り組みを始めた建設ディレクター2名も参加し、新技術の実演に目を光らせていました。弊社は引き続き建設DXの推進ならびに生産性向上による働き方改革を実行してまいります。

【北海道通信・北海道建設新聞】平田建設_TNモニタリング計測浦幌町内上厚内TN等で実演
【十勝毎日新聞】トンネル点検に新技術 浦幌で平田建設 走行計測しAI解析