9月10日 北海道帯広工業高等学校環境土木科の2年生を対象とした、i-Constructionオンライン出前講座を実施しました。
この取り組みは、当初「i-Construction現場見学会」として生徒らを現場に招待し、各種体験や直に現場に触れる機会になればという思いで準備してきました。
しかし、緊急事態宣言が発令され一時は中止を検討しましたが、コロナ禍のため様々な行事が無くなってしまった生徒のためにどうにか開催できないかと学校と協議し、オンライン形式により出前講座を実施しました。
当日は、開催現場と学校をオンラインで中継し、現場をバックに社長から生徒へ挨拶をいただくところから始まりました。
学校側からの稲津 誠 校長のご挨拶では、「オンラインによる出前講座は全道でもまだ例を見ない取り組みである」と期待を込めたお言葉を頂戴しました。
講座内容は、会社や建設業界の説明の後、帯広開発建設部 帯広道路事務所 第2工務課係員 岡本 友斗 様より帯広広尾自動車道の工事計画概要を、八十嶋 健太 様から北海道横断自動車道についての工事計画概要の説明をしていただきました。
協力していただいた日立建機日本㈱様の本社(埼玉・草加)ともオンライン中継を繋ぎ、最新のICT建機について動画を交えながら解説をおこないました。
最後に、開催現場である「帯広広尾自動車道 大樹町 歴舟道路改良工事」「帯広広尾自動車道 大樹町 大樹北改良工事」の各現場代理人から、ドローン空撮による現場全景を見せながら工事内容及び、i-Constructionの説明をおこないました。
新型コロナウイルス対策を講じたオンライン形式による実施でしたが、生徒たちは真剣な姿勢で話に耳を傾け、質疑では専門的な質問も飛び交っていました。
今後も日々進歩している建設機械や新技術を積極的に取り入れて、魅力ある建設業のPRを続けていきたいと思います。
※集合写真撮影時のみマスクをはずしています。

 

【北海道通信】平田建設_i-con出前講座
【北海道建設新聞】オンラインで現場見学